広島・宮島の旅 ~その4~ 弥山・ロープウェーで肝試し

散々だった呉で、吹っ切れたわたし。

「雨の中、山で、子ども連れは無理だから、
あんた一人で、弥山に行ってきたらいい」
と、母が云ってくれたので、

呉から車で1時間弱で、宮島口まで戻り、
子どもを母に託し、宮島口で、分れる。

それまで小ぶりだった雨が、
まただんだんと大粒になっていく。

一人でフェリーに、もう一度、乗る。

なんとなく、屋外の座席で、海を眺めたくて、
ちょっと寒いけど、ベンチで、じーっとしていた。

視界は、霧と雨がこくて、
空と海と、
境界線が限りなく薄くなっていた。

ちょうど、航路の真ん中あたり。

「海と空の境界線がなくなった?!」って見える瞬間もあった。

幻想的な気持ちになった。

「鈍色」ってああいう色なんだろな~。
灰色とも、白とも、銀色ともちがう。

なんだか異界に紛れ込んでしまったような感覚。

ドキドキドキ・・・。

今は人が住んでいるけど、
宮島は、昔は、
神様の島としてあがめられていた、というから、
聖域なんだよね。

この、不思議センサーをもうちょっと真剣にキャッチしておけばよかったわ。

とはいえ、この段階で、午後2時くらいだったので、
私としては、弥山まで行って、山を歩いて、戻って・・・がちゃんとできるか、
時間的なことのほうが気になって、ドキドキしてたのもある。

宮島へは、スムーズに到着。
フェリー乗り場前の、タクシーを拾う予定で、
その段階で、ちょっと、またドキドキ。

観光地だし、当然、タクシーがいると思い込んでいたのだが、
まったく、居ない!
流れのタクシーが、来るような気配もない。

タクシー乗り場で待っていても、来ない場合もあるので、
迎車のお電話をくださいと看板に書いてあり、
即、タクシー会社に電話。

5分後くらいに、来てくれたので、ホッとする。

「弥山のロープウェー乗り場に、お願いします」

そのうち、道はすぐ山道になり、
極限まで細い山道になり、
ぐるぐる、くねくね、すごいことになってきた。

途中、新緑の森の中に、鹿が数匹、のんびり横たわったり、
なにか食べているのが、見えた。

野生の鹿の自然の姿が垣間見えた気がして、ちょっと嬉しかった。

宮島には、砂浜にも、崖にも、山にも鹿が居て、
奈良の鹿よりも、のんびり、おっとりしているかんじ。

あまりに道がすごいので、
運転手さんに、
「ここら辺の道は、すごいですね!歩いてこなくて良かったです」と話しかけてみた。

「そうですね~、距離的にはそんなでもないんだけど、道はすごい細いし、坂なんだよね」。

予想より、すんなり、ロープウェーの駅に到着。

「帰りも、お迎えが必要になったら、電話してくれた、ここまで来ますよ」と、
名刺もくれた。ちょっとその親切にホッとする。

さっと、おりて、切符を買い、乗り場へ上がる。

ゴンドラをみて、
「え?!これですか??」と、軽く、ドキドキ。

さびれた遊園地の、観覧車の乗り物部分にしかみえない。

これって、4人乗り?

駅は閑散としているし、一人で乗せてくれる様子。

「ま、乗るしかないっしょ」と、おじさんに促されるまま、
素直に飛び乗った。
misen1
misen4
駅の建物を、出るまでは、よかった。

これ、かんなりスリル満点。

マジですか?!
落ちるんじゃないですか?!

風で揺れそうなくらい、コンパクトサイズ。

落ちたら、たぶん、死んじゃいます。

止まったりしたら、もっと怖い!!。

高尾山や、箱根の大涌谷の、大人数乗りのしっかりした乗り物を、
思い浮かべていたのが、悪かった。

こういう乗り物で、恐怖を感じないタイプと思っていたのですが、
いやいや、かなり怖かった。

misen2
misen3

いま、ここで、このゴンドラさんが落下したら、
わたしは死んで、
子どもは、私の両親が育てることになるのだろうか・・・
なんてことが頭をよぎった。

「まさか!!」
「生きて帰らなきゃ」・・・と当たり前だが、思った。


「なめていましたよ、弥山」。
「いやいや、これ、すごいですよ」。

一人なのを、いいことに、つぶやきまくる。

ロープウェーの高さだけじゃない、何かもあった。

眼下にひろがる山の、
森が、とにかく濃い。

立派な常緑樹(杉の木)が、
ぬうっと、いくつも立っている。

その上を通過していく。

山の気配がすごかった。

「これは、いますね、確実に・・・」

古くから天狗の居る山といわれ、
夕方5時以降は、入山を禁止されていた時代もあった、
というのをなにかで読んでいたから、分かる気がした。

それが、天狗なのかなんなのか、よくわからなかったけど、
なにか人間じゃないものがいても、おかしくない山の、
ひと離れした気配っていうんでしょうか。

わたしの妖怪アンテナが、微妙に反応しはじめる。



そして、これまた、なんとなく、その感覚をさりげなく横に置いておいて、
2台目のロープウェーに、乗り継ぐ。

なんにせよ、ここまで来たら、もう引き返せない。

「これは、試されてるな~」と感じて、気合を入れなおした。

乗り継いだロープウェーは、大きなのだったので、すこしホッ。

これまた一人だったけど。

misen5

2台目に乗った際は、さらにこんな景色が、ひろがってました。
晴れていると、瀬戸内の島々が見渡せるのだとか。
霧がかかっていても、水墨画みたいで、きれいだった。

おもうに、「雨の日」だったってのも、大きかった。

けっこう、雨って、スピリットの世界が強まりやすいんじゃないか?。

雨の日に、写真を撮ると、オーブが写りやすかったりする。
(私が初めてオーブを沢山撮ったのも、ハワイ島で、小雨の森の中だった)。

水って、霊界と繋がりやすいって、よくいわれるし。

・・・弥山でさりげなく感じていたものが、
確信にかわる瞬間は、
もっと、あと。

(続く・・・)




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★5月23日【スピ旅】新緑の大雄山で深呼吸♪すっきり森林浴ツアー★
残り1席。小田原グルメも、ちょっとした楽しみです。
会の後は、有志で、新鮮な海の幸を食べて、英気を養いましょ~。
昼食は、駅弁をご用意します。有名な小田原アンパンもつくかも?!
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