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言葉の力

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村上春樹
『色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年』、
読了。

山場を読み超えたころ、
残りのページの厚みから推量して、
う~ん、
と、
なった。

ちょっと、物足りない終わり方。

肩透かし。

私にとっては、そう感じた。

この、肩透かし的なストーリーの決着というのは、
村上春樹の小説によくあることだったか、どうか。

この作品だから、かな。

コミットメント(かかわり)
デタッチメント(かかわらなさ)。

この二つが、
村上春樹の世界の、キーワード、軸の一つらしいと、

河合隼雄の対談で知ったのだけど、

この作品にも、それは明確に感じた。


Mステで、たまたま見た、
この人たちの歌が、
ずきゅんときた。

純文学チックだわ、歌詞が。


文学って、
なんだろう?って、再び思いだしている、今日この頃。

先日、Eテレのハートネットで、
筋ジストロフィー詩人を知って、
ひさしぶりに、涙がこぼれた。

身体性と、言葉。

この二つが、分かちがたいということを、
猛烈に感じ、
実感した。

前よりも、ずっとずっと。
実感する。
言葉には、確実に、身体性がある。

その人にしか、語れない、
出せない、
言葉の力、重みってもの。

村上春樹の人物、言葉も、
村上春樹しか出せない言葉なんだけど、
村上春樹なんだよな~。

って当たり前か(笑)。

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