知名さんのWSで一番衝撃的だったのは、
「くさいものに、蓋」の話
。あの話が出たとき、私のなかでバッと思い浮かんだのが、ある夢のこと

。
閉ざされた小部屋や、閉ざされた棚の引き戸とか、
とにかく、小さな閉ざされたボックス状のものが、カタカタ鳴っていて
中から何か出てきそうで
「こわい
」って思う夢

。
たぶん6年くらい前から、定期的にぽつりぽつり、何度か見ている

。
いわゆる
「ブラックボックス」
?。知名さん曰く、
相談に来る人たちはみないろんな悩みを持っていて、
あれが困ってる、これが困っているって話が出てくるけど、
実はそれは表面的なあらわれにすぎなくて、
本質的な問題・課題は、別のもっと深いところにあったりするよね…と。
「みんな、自分のくさいものには蓋をして、そこにとりくもうとしない。
問題は他の何かだと思って、誰かのせいや、何かのせいだとおもっている。
でも、その蓋をあけて、中をみて、とりくんでみたら、問題が解決するのに。
蓋をあけるのがこわくて、放ってあったりする。
でも、開けてみたら、自分のことだから、意外に大丈夫だったりするんですよ。
自分のことだから、そうだったかと納得するし、あとは自分を変えていけばいいんだもの」。
…というお話。「うわ~

」って思った。「そうだよね、そうだそうだ」と。
でも、知名さんのWSの時、すぐに「ブラックボックス」の中身が分かったわけではない。
すでにこの時、「私にもそんなものあるな~」と、心が説得された模様。
ブラックボックスの中身は、
WSの一日でいろんな人とお話ししたり、交流する中ですこしずつヒントが与えられ、
最終的に「あ、これか!」と、帰宅した頃に気づきつつあった

。
「蓋…開いた
」と、直観的に確信した

。
今思うに、「ブラックボックス」の中から出て来たものは、一つだけじゃなくて、
まず手前の「課題」をこなすことで、さらに何かが出てきそうな気がしている

。
ちょっと未体験ゾーンに突入といった感がある

。
「ザ・トワイライトゾーン」
(笑)。なにがどうなっていくのやら、誰にもわからない、真っ白な霧のなかにいるみたい。
ふしぎに怖くはない

。
なんだか、面白い。「見えなさ」が、面白い。
そして、すこし強くなれた気がする


。
とりあえず、自分の直感でわかる課題を一つずつとりくみ
ながら、
自分にもご褒美をあげ
、自分を褒めて
、自分を愛する毎日をおくる
のが、目下の目標。「(恐怖心をなくすにはどうしたらよいか。)
あなたが一番恐れていることをしなさい」アメリカの詩人エマーソンの言葉

。以前どこかで知って、ごく時折、思いだす

。
中に入っているものがこわいんだけど、その「こわさ」をなくす唯一の方法は、
蓋をあけて、その「こわい」物事を、やってみることかもしれない。…極端な話

。
たぶん、中学生くらいにこの言葉↑を知り、
それ以降、時々、恐怖がクライマックス

に達すると、恐怖へダイブしている

気がする


。
やってみたら、けっこう怖くないってことも、世の中にはあるのかもしれない

。
「恐怖もナチュラルな資源。抑圧しなくていいのです。
恐怖の大海に、一滴の喜びがおちれば、そこから喜びの大海に変容する」これは、4月29日のケビン・レーネンさんの二時間ライブでの、ケビン・ライアーソンさんの言葉

。
日々の喜び、楽しみって、本当に大切。
ちょっとしたことで、人の心はぱあーっと明るく開けてしまう


。
ある人の質問に答えて、
知名さんがこうも言ってた。
「怖さの中身を知ること。怖さにも、いろんな種類があるから。
例えば、あなたの場合、人からどうみられるか、
自分が勇気を出して正直に生きたら、他の人が妬むんじゃないかとか、そういう怖さがある」。
「怖さを克服するかどうか、決めること。
やります、と決めると、強くなる。
で、次にまた怖いものが来ても、だんだん自分が強くなっていくんです」
「心配しなくても、バックアップがちゃんといます。
自分が落ち着くツールを沢山経験しながら、それを使いながら、乗り越えていけばいい」今、こうやって書きながらも、励まされる私


(笑)。
あと、知名さんのこんな言葉も、心に残った

。
「すぐには変わらないです。
すぐ変わるのは、すぐだめになるのと同じ。
経験して変わっていくのです。
生きている間は、つねに挽回できるのだから。あきらめないでくださいね」変わりたいと思う時、すぐに変われないことも多い。
決心して動き出しても、すぐに変化が如実になるとは限らない。
でも、
それもすべて必要な経験だし、楽しめばいいんだろうな~。
そんな経験の一つ一つが、「自分を知る」ことの一部と思ったら、
ちょっと面白くなりつつある、今日この頃。「他の人も、蓋が開いたのかしらん?」と野次馬根性


を出し、
うちの姉に聴いてみたら

、
「蓋の下の部分に纏わる話ね」と、どうやら姉もすこし「蓋の下」を気にしている模様

。
「蓋の下の部分」って言い回しが、微妙にウケた


。
「部分」って!!!…実際、そんな遠まわしな言い方をしたくなるものだよね(笑)。
おくさん、おたくの蓋の下はどうなっていらっしゃる???最近、たまたま見直したジョン・レノン「イマジン」のPV。
部屋の窓を、一枚一枚、オノヨーコが開けていく演出があって、
あのかんじがすごく好き。なんともいえない


。
シンプルな動作のなかにつまった、深い象徴性


。
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