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陶芸体験。そして、武相荘へ。

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今月上旬から、地区センターで開催の、全三回の陶芸教室へ参加していた。

前々から興味があり、陶芸教室へ入るかどうか、迷っていた。

「陶芸の土は、重いんじゃないか?」という母の言葉で、二の足を踏んでいたから、

とりあえず体験教室に申し込んでみたのだ。

これまでの二回で、成形作業をして、今日は釉を塗った。

土は、赤土、白土と二種類あり、

八種類ほどの釉の組み合わせで、焼き上がりは全て、異なる趣になる。

焼き上がりの予想がつかないから、面白い。

わたしは、「黄瀬戸」を最初にかけ、「わら灰」をかけてもらった。

とうげい

今は、こんなだけど、黄色と白の配色になる予定。

釉には「織部」「油滴天目」というものもあって、

アニメ『へうげもの』の千利休や古田織部とそのまま重なり、面白くてたまらない。

先生が見本に持ってきた作品を、手に取って眺めていると、

陶器のあの色つやや質感、持った時の重み、手触りなど、かなりツボ。

(まだツボは作ったことないけど…!)

陶芸はやばい。

陶芸や、水墨画、書とか、そっち系は無限大に惹きつけられる。

なぜか、わからないけど。

そっちの方向へ、どんどん進んで行ってみようと思う。





そんなこんなで、いたって上機嫌で、昼ごろに帰宅すると、

母が「武相荘に行ってみよう」と言い出す。

先日から、わたしが白洲正子の家が、町田の鶴川にあるらしい云々とさわぎ、

行きたがっていたのを、本気にしたらしい。

近々、独りでも行こうと思っていたけど、こんな早々行くことになるとは…。

「ま、いっか…」と、車で、町田へむかった。

そしてたどり着いた、武相荘

今や、周囲はすっかり首都圏郊外の住宅街。

目の前は、ユニクロの大型店で、ガンガン、車と人が入っていく。

「目の前がユニクロなんて、ショック!!」

興ざめを隠せない。わたしの頭の中の武相荘が~!!って気持ちだった。

「日本で初めてジーンズを履いた男なんだから、ちょうどいいんじゃないの」と真顔の母。

爆笑した。

たしかに、白洲次郎のその伝説は有名だけど、

たしかに、ユニクロはもはや国民服だし、ジーンズもいっぱい並んでるけど。

白洲次郎さんも、お空で笑ってそうな気がした。

ぶ3

次郎さんが乗っていた車。かっこいい。

奥に入ると、旧白洲邸は、こんもりした森に囲まれて静かだった。
かやぶき屋根の家。
柿の木には、実がたわわに熟していた。

ぶ1
ぶ2

一番よかった場所は、白洲正子の書斎。

もはや資料館の空気になりつつある他の部屋と異なり、

住んでいた人の気配や香り、息づかいが残っていた。

蔵書がたっぷり壁をうめ、背表紙を眺めて「あ、こんな本も!」と大興奮。

作家や画家のアトリエ、書斎ほど、興奮する場所はない。

岡本太郎のアトリエを見たときと同じくらい、興奮した。

でも、白洲正子のほうがもっと空気が濃く残っていたかな。

大好きな先生のお部屋へあげてもらったような、身近さを感じた。

ぶ5
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ぶ7

庭の石仏、石灯籠、竹林、森への小道、万事が趣味よくしつらえてあった。

庭も、お部屋も、置かれたものを一つ一つじっと眺めていたかった。

どこか感じ入るものがあり、なにか流れを感じる。

ううーん、いいかんじ。

もっともっと、こんな空気にふれたい。
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2 Comments

naoko  

No title

こんにちは!陶芸体験に行かれたのですね。
わたしも毎日どっぷりすぎるほど陶芸に漬かってます!
菊練りやろくろなど、真剣にやるとハードなものもあるけど
土と戯れる楽しさの方が多いのではなかったでしょうか?
最近は毎週のように学校の友達と陶芸の産地のお祭り(瀬戸や岐阜)に遊びにいってますよ~。
窯元めぐりも楽しいよ~♪

2011/10/23 (Sun) 21:10 | EDIT | REPLY |   

蕗乃  

おお~!

おお~v-363
そうですよね、naokoさんは今ちょうど、陶芸ど真ん中ですよねv-411
いいな~楽しそう!!!naokoさんに聴いてみたいことが沢山ですよv-433
陶芸の産地や、窯元めぐりってのも、いいですねv-426
わたしも行けたら、行ってみようv-344

土と戯れる…まさにそのとおりですよね。
土を練って、そこから少しずつ形になっていくさまも、すごく面白い。
変化に富んでいて、興味がつきないですよね。

ほんと、ちょっとやってみようかなと思ってま~すv-290

2011/10/24 (Mon) 20:10 | EDIT | REPLY |   

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