今の職場にいる人たちは、
今まで出会った感じの人たちと、またちょっと違うんだけど、
とてもエネルギーが高い。
シンプルに表現すると、
「前向き」「ポジティブ」「強い」人が多い。
「やさしさ」「想像力」は、ときに、「弱さ」のようになる。
相手の立場や心情をおもいはかりすぎて、やさしすぎて、よわいとか。
ボランティアや奉仕活動に興味をもつ人に、往々にみられる。
愛と、感情移入の、はきちがえ。
福祉や看護、介護、社会貢献などの場でも、そんな人はよくいると思う。
そして、そういう人にかぎって繊細で、感受性が強く、
人の何かを受けすぎて、傷ついたり、自分がボロボロになったりする。
想いや行動はポジティブでも、「弱い」。
でも、そういうのと、ちがうあり方があるんだと、教えられている気がする。
ダメなものはダメと伝えられる、正直さ。
でも、必要なことは、必要なときに、できるかぎり行動する。
それも、自分たちのためじゃなくて、
それがその人やその場所に必要だから、する。
すべてがきれいごとだけではないと知っていながら、
ニヒリズムや無気力に陥らずに、
光を信じる強さ。
「高いな~」って思う。
人間力が、鍛えられた人が多い。
「<天使>みたいな人たちの集まりだ」と、ちょっと思ったりした。
わたしの天使のイメージが、一般的な優美なものと、ちょっとずれてるかもしれないけど。

やっと出会った、また新しい環境。
それでも、お互い人間だから、もちろん色々な面が見えてくるだろう。
良い時ばかりでもないだろう。
しかし、少なからず、
今までの職場や、今までのパブリックな人間関係よりも、
ずっとずっと軽くて、明るくて、心地よい。
チェブラーシカのオレンジの手帳を使っていたら、
「かわいい」って、みんなが褒めてくれた。
ビジネスには向かない手帳だとおもいつつ、びくびくしていたのに。
自分のほんとに好きなものを身の回りにおいて、身に着けて、
それでいいんだって思った。
もう、変に自分を「仕事ができる人」とか「能力が高い人」のように
なにか別のものに演出しようとしなくたっていい。
そう、はっきりと直感した。
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