運命の音

今日は、フジコ・ヘミングのコンサートに行ってきます。

フジコ・ヘミングの生の演奏に触れるのは初めて。

でも、おそらくフジコ・ヘミングが、NHKのドキュメンタリーで初めて出演した時から、
彼女のことは知っていて、
CDを聴いたり、本を読んだりしてます。



今、ふりかえると、彼女のピアノに、理屈なく助けられたり、
癒されていた時期があった。

不意の出来事で、
失意のなか、なにも、考えることも、することもできずに、
ただ無力に毎日をすごしていたとき。

朝早く目が覚めてしまうと、ベットの中で、彼女のピアノの曲を聴いていた。





そんなとき、
彼女の本をあらためて読んで、言葉がまた違って響いた。

やっと、分かった気がした。

ほんとうに苦労したり、経験を純粋に積んだ人の言葉には、力がある気がする。

人生って、自分が思っていたのと、全然違うんだな~と感じたときだった。

そうか~、ずっと報われないで一生が終わる人もいる。

フジコ・ヘミングだって、ヨーロッパの田舎で、
毎日ジャガイモを食べて、猫にだけピアノを聴かせて暮らしていた時期があった。
掃除婦をしたり、子どもにピアノを教えたりして、わずかな収入を得ながら、
誰にも知られずに。
それで一生が終わったとしても、
なんであれ、ピアノが好きで弾いていたんだろな~と思わせる人。


運命は、いつか必ずやってくる。

なにかを始めて、これで成功しようなんて思っているときは、ぜんぜん成功しない。
どうしてダメなんだって、ジタバタしながら思う。
それは、自分の才能とは関係がない。
天に運命を支配されているのだと思う。

運命は、誰にも公平。
必ずそうなるように決まっている。
人間の間で決められていることではなく、天から運命を与えられる。
一匹の雀の命でさえ、神さまに左右されているのだから。

運命は、自分の力ではどうすることもできない。
一生懸命こちらがやっても、扉は開かない。
だけど自分だけの力では開かない扉が、
ほかからなんらかの力で「いま!」っていうときが、必ず来る。

そのいまのために、私たちは準備をしておかないといけない。
チャンスを逃さないように。
そのときになって、ああ準備していればよかったなあ、って
後悔するかもしれないわ。
それは突然、部屋に強盗が入ってくるのと同じ。
運命もいつやってくるかわからない。





正直にやっっていれば、この世の中、
必ず報われるって信じていた。
私だって、何もかも正直に、
一から百まで正直に言っているわけじゃないけれど。
いうと困ることはやっぱりあるし。
だけど世間には二つしか持っていないのを、
八つに見せるような人が多いじゃない。
そうやって世の中を渡っていたら、終いには堕ちるわよ。
英語にもあるじゃない。An honest man is sure to success.
「正直者は必ず成功する」って言葉が。
真実は必ず勝つってね…。
一番悪いのは、相手をおとしめようとして
嘘をついたりすること。
そうすると負けるのよ。
なにもこわいものはなかった。
正直にやっていれば必ず大丈夫だって思っていた。


フジ子・ヘミング 運命の力フジ子・ヘミング 運命の力
(2001/06/11)
フジ子 ヘミング

商品詳細を見る


関連記事

コメントの投稿

Secret

google広告

最新記事

検索フォーム

カテゴリ

プロフィール

Mari

Author:Mari
さすらいの文学少女・・・またの名を、夢見るファイター?。

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

リンク

フリーエリア

CREDIT

top