さあ、みんなで、ハッピーバレンタイン!

出勤ラッシュの朝の品川駅。

駅中のお菓子やさんらが、「バレンタインのお菓子が絶賛発売中です」みたいな、
声をあげていた。

そそくさと、シビアな顔して、通り過ぎる、人、人、人。

わたしも、似たような顔で、クールに通り過ぎる。

職場では、会場予約設定を変えようと、受付さんに寄ったら、
思わぬ方向から、にゅっと一口チョコが差しだされ、

「はい、バレンタイン」。

ドキッとして、うれしくなってしまう。

そして、いつも来るヤクルトさんから、
今日もタフマンスーパーと、ミルミルを買ったら、

「ほんの、気持ちですが~」

とこれまた、小さな一口チョコをもらう。

うれしい~!!

おもわず、「やばい、わたし、モテモテ!」と上司(♂)に報告。



なんつーか、今日は不思議な日で、

想定外の人と会ったり、おしゃべりすることが多く、

ストンとなにかが抜け落ちたかんじ。



別れの気配ってものを、

ひさしぶりに、ああ、これだわ~と味わった。


「卒業」のほんとうの味。



なんだか、いろんな別れが想起された。


職場や仕事のことで、別れや終わりを意識しているのに、
なぜか思い浮かぶのが、わたしのこれまでの「失恋祭り」だった。


たまたま少女マンガを読んだら、
それがまた切ない大人の失恋を描いていて、
妙になつかしく思えたせいかもしれない。


わたしも、毎度毎度、失恋しては落ち込んでいたな~。
最近「失恋祭り」してないな~と。

騒いで、泣いて、落ち込んで、
悲しい恋愛映画をみまくり、やけになって。ふて寝して。
悲劇のヒロインになりきる。


いまおもうと、あれもあれで、
わたしは陶酔して気持ちよかったんだなと気づいた。



失恋するたびに思った。

もっともっと良くなって、もっともっときれいになって、

もっともっと素敵な人と出会って、

もっともっと素敵な恋愛をするんだ。


再び出会っても、
絶対、わたしはさらに超幸福な状態になっていて、
相手がギョッとしてショックうけるくらい、
別れのを後悔するくらいに、幸せになってやると。



傷ついていないわけではありません。

こころはぐさぐさに、傷ついて、
プライドや人間としての尊厳もあったもんじゃないほど、
惨めな恋愛道を歩んできて、
片思いや、報われない想いのくりかえし、
修道者のようなものでした。

でも、それがよかったのでしょう。

ついに、最後には、その道を極めたら、
なんだか、どーでもよくなってしまったのです。

つまり一回転して、
男がいようが、いまいが、どうでもいいところまで、
行ってしまったんですな。

どうせ同じことの繰り返しで、
人を好きなっては、傷ついて、
片思いでも、両想いでも、傷ついて、
どんなに愛し合っていても、傷ついて。

ならば、同じではないかと。

人生、そんなものだと。

そんな風に達観してから、傷つくことが怖くなくなったというか。

結局は、男と付き合おうが、女と付き合おうが、
相手に求めるのは、信頼だけだと気づいて。

ひとりでも大丈夫だと、本気で思ってから、そうなった。

ただ、ひとりでも楽しいけど、
人といるのも、それはそれで面白いから、
やっぱり誰かと付き合いたいと思う、そういう単純な感じ。

人を好きになるのは、やめられない。

だって、人間おもしろすぎるんだもん。

笑ったり、泣いたり、むきになったり、乞うたり、
相手も、自分もやっているのをみていると、
おもしろいよ。

人間臭くって。ドラマティックで。





で、なんで、こんなときに、「失恋まつり」を思い出すかって?

つまり、人生なんて、
片思いばかりかもしれないなーって、
苦笑ながら思ったわけです。


一生懸命、好きで好きで、相手のことを思って、
こうやって、ああやって、色々思いめぐらして、
言葉と行動を尽くして、愛情の限りを尽くして。

でも、結局、その注いだ分だけ、
すべてがわかりやすく、戻ってくるわけじゃない。

報われないことも、いっぱいあるだろう。

仕事だって、家族だって、友情だって、恋愛だって、
いつだって、どこだって、
片思い状態はあるだろう。

自分のほうがよっぽど愛している、よっぽど思ってる。

でも、全然相手は、これっぽっちもわかってくれない。

でも、いーじゃん。

片思いだって、立派だよ。

片思い、一生片思い。

これもまた、一つの美学ではないですか。

愛に生きる。

まるでドン・キホーテのように、ロマンを生きる。

その生き方が、素敵ではないですか。


わたしは、結局、いまの仕事・職場に、
また同じように、過剰な想いを抱いていたのかもしれません。

つまり、また「片思い」「失恋祭り」を、この数か月やっていたのだなと。

今日は、そんな風に、さら~っと、ストンと気づいたわけです。


すみませんが、そこまでわかってしまったら、
女というのは、割り切りが早いので、
とことん突き詰めた、やりきった恋に関しては、
存在すらしなかったかのように、忘れてしまうものなのです。


だって、次の扉には、もう、すてきな恋が転がっているのですから。



「愛とは、あなたのためだとか言ったら、
疑われるけど、がんばっちゃうもんね~」

「愛とは、自分のためだとか言ったら
嫌がられるけど、それもあるんだよね~」

ハッピーバレンタイン!!!

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さすらいの文学少女・・・またの名を、夢見るファイター?。

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