光と風と水と。

ARTICLE PAGE

make a dream

author photo

ByMari

昨夜は、
偶然、テレビで観たふたつの番組から、刺激とヒントを受け取った。



どちらの番組も観おわった後に、
わたしが思ったのは、

「夢」
「夢を見るって、いいな~」


ということだった。



まず、ひとつが、
映画『プラダを着た悪魔』。



ニューヨークを舞台に、
主人公のアンディーが、奮闘する物語。

アンディーは、ジャーナリスト志望で、
人間は外見より中身だと思っている、まじめな娘。

そんな彼女が、自分とは正反対な世界、
ファッション雑誌の編集部で働くことになる。

彼女の、夢を追いかける気持ち、
そのために、なんとしてもキャリアを積んでのし上がろうとする情熱。

一方で、そんな中、
自分の信念とは異なる選択肢や行動も、受け入れざるをえない状況で、
葛藤しながら、
「負けないぞ」と奮起しながら、精いっぱい、自分らしさを守ろうとする姿勢。

夢のために、がんばって適応して、
仕事人間になればなるほど、
いつしか、居心地の良かった友人や恋人ともズレが出てきて、
「きみは、変わった」と責められ、葛藤したり。


夢を追いかけている女性ならではの心理が、ユーモラスに、よく描かれていた。


結局、「プラダを着た悪魔」になりきるのか、
本来のじぶんらしさを生きるのか、
最後まで、問われる。

結末で、
彼女の選んだ選択肢も、まあ、なるほどと思わされるものがあった。

わたしとしては、最後まで突っ走るかと思ったけど、
じぶんらしさを選ぶという結末は、
物語として、もっとも落ち着く感はあるし、リアルかな。


ただ、最後まで観ると、
信じられない業界のように思われた、ランウェイの編集部が、
じつは、
「仕事」に徹底して生きる人たちの世界ということにも気づかされる。


事あるごとに、
人のよいアンディーは、常識や道徳心、倫理観が邪魔をして、
感情的に、一喜一憂したり、嘆いたりする。

そのときに、ゲイッぽい玄人の男性編集者が、
「仕事をしなさい」という。

その「仕事」って言葉にも、奥深さを感じた。

さまざまな状況、ありえない状況の中でも、
溺れないように、なんとか泳ぎながらも、

なにが、じぶんにとって一番大切なのか。
またじぶんの守るべきポリシーとはなにか。

誰しもが、それぞれに、自分の軸を持ちながら生きている。

それがなかったら、
ただ飲み込まれて、迷って、踊らされて、
いつしか溺れてしまうのだろうな、
あんな世界では。

もっとも、これはファッション業界の世界の特別な話だけじゃなくて、
ふつうの、
わたしたちにも言えることかなって、思った。




「夢かあ~」なんてつぶやきながら、
お風呂に入って、
出てきてみたら、
『アナザースカイ』という番組で、安藤忠雄が出演していた。


有名人が、じぶんの思い入れの強い外国の国を旅する番組。

安藤忠雄は、じぶんの原点でもある、イタリアへ行っていた。


なんってわけではないのだけど、

「すげーな~」
「かっこい~な~」

そして安藤忠雄のたたずまいに、魅了された。

いろいろ良いことを云っていて、
中でも、こんな言葉が響いた。

『何か自分で若い時に、興味のあるものを探さないかん。

自分の面白いものを探していく間は心が燃えとる。』



自分が「これだ!」と思うものを、
若いうちにみつけなきゃいけないという風なことを、語っていた。


ずうんと心に響いた。




正直、数年前までは「これだ」と思うものがあった。


それが、時間と経験とともに、
いつしか、乗り越えてしまった感があり、
卒業してしまった、わたくし。


しかし、「これだ」と思うものがあるときの、
あの情熱と確信、自信、
充実感は、
まざまざと覚えている。


あの情熱の炎。

夢の陶酔感、昂揚感。

あると、ないとでは、全然違う。



日々の生活に取り紛れて、
漠然と過ごしていると、
わすれて、置き去りになってしまうものだけど・・・。


また、夢を、探してみたい。
関連記事
Share

Comments 0

Leave a reply