田中美津『いのちのイメージトレーニング』/心屋仁之助「妖怪かわいそう」

今朝もまた、マタニティヨガをやって、
軽くひたいから汗がにじんできて、オッとおもう。

こんな簡単な動きでも、汗をかけるって、すごい。

朝夕、だいぶん涼しくなって、部屋も涼しいのに。

もともと、汗をかきにくく、手足の末端が常に冷たい方だから、
たまに運動したり(その運動も、それなりの運動量のもの)、
岩盤浴や温泉で、汗が出ると、
温まって気持ちいい~と思っていた。

でも、こんな簡単な動きでも、呼吸がともなうと、
結構筋肉には働きかけてるんだ~と気づき、感心。

以前、太極拳の先生が云っていたけど、
血のめぐり=気のめぐりだから、
食べ物を工夫したり、体を温めたりすることで、めぐりを良くすることもできるけど、
やっぱり、有酸素運動で、全身に、空気と血液、気を巡らせることが、
一番体にはいいんだよね~と。



そんなこんなで、今朝もなかなかいい滑り出しで、一日を始めた。

午前中、締切を延び延びにしてもらっている年表の原稿を、
少しだけ、打ち込んでみた。

データ入力って、結構神経使って疲れるのか、
目や首の動きが、今の私にはよくないのか、
また気分悪くなりそうだったから、途中で休憩して、軽めでやめといた。



午後には、田中美津の本が、また一冊届き、
ザッと読んで、デジャ・ヴを感じる。

いのちのイメージトレーニング (新潮文庫)いのちのイメージトレーニング (新潮文庫)
(2004/06)
田中 美津

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簡単な、イメトレの本。

前半は、ほとんど、田中美津の生い立ちなど、これまでの話。

性的な児童虐待を経験した過去のトラウマから、
こころに、空っぽのコップをずっと抱えていたこと、
ずっと自分ではない何かにならなければならないと、生きていたことなど。

「こころのぽっかり」が、からだやその後のメンタルにも影響することなど。

読んでいて、
この人独特の、田中美津節で書かれているから、愛嬌って面白いけど、
結構、ぐっときた。

しらぬまに、自分の背後をとられた武道家みたいな気持ち。

どう表現していいのか。

胸をえぐられるというより、背後をとられたって感じ。

つまり、見て見ぬふりして生きているけど、
なんとなく、うっすら気づいている、自分の生き癖みたいものを、
田中美津や、例として登場した色んな患者さんの例で、見せられたというか。

人は皆、なにかしらトラウマや、
心に空っぽのコップみたいなものがあって、
何かをしたら…とか、何かになったら…とか想いながら、
それを満たそうとして、なにかにのめりこむ。

自分じゃない、何かになろうとして、必死に努力したり、焦ったり。


でも、トラウマを抱えているから、
こころのどこかでは、
「ダメなわたし」「カワイソウなわたし」「ああカワイソウ」って、思いながら、
同じ悪循環を続けるという…。


つまり自分を罰するように、罰するように生きてしまうのね。といっても、これは意志の下、
無意識とか下意識と呼ばれる世界での話。
だからほとんどのヒトが、じぶんのことなのにそうと気づかずに自己懲罰的な人生を生きてってしまう。
それというのも――。

「ダメな私」「カワイソウな私」って、いろんなものに化けるからね。
中でも誰にでもニコニコの「いいヒト」とか、ひたむきに頑張る「一途なヒト」とかによく化ける。
なんで私がそれを知っているかというと、
この手の人々って、最も自律神経失調症になりやすからだ。
つまり眠れない、疲れやすい、からだが冷える、
食欲不振、頭痛、肩こりなどなどの不調を訴えて、私の治療室にやってくる。

いやな奴にもニコニコと、いつもより感じよく応対したり、
責任感旺盛でハイレベルの仕事を最後まできちんとやり遂げなければ気が済まない。
だから他人から誉められ、会社からは信頼される。
でも、自分にやさしくない。やさしくできないのね。
だってカラのコップを満たすために必死だもの。
「いつもいいヒト」といわれ、「仕事のできるヤツ」といわれることで
自分の居場所を作ろうとしているのよ。




こんな箇所にも、頷いてしまうこと多々だった。

田中美津が、チャイルド・セクシャル・アビューズを体験したことで、
「自分だけすでにディスカウント台に乗っている!」という物語を、
生きてしまったと書いてあった。

経験のひどさ、トラウマの深さも、人それぞれで測れないけど、
そういう感覚、
わたしには、分かる気がしてしまった。

自分だけ…欠落したり、札付きになったしまったような感覚。

と、同時に、「ああカワイソウ」って気持ち。

それをどうにかしたくて、なにか頑張らなきゃいけない風に思ってしまう衝動。

体のことだけじゃなくて、
そんな心理って、なんか、根深いものとしてある気がした。



そんなこんなで、
体からのアプローチに加え、
内面・メンタルを癒すことの大切さに気づいた田中美津は、
イメージトレーニングも、患者さんに薦めているそうな。

心のぽっかりを手放して、自分で癒し、満たされる方法。
そんなイメージトレーニング。

イメージトレーニング自体は、ほんと簡単で、
誰にも、すぐできそうな内容。

わたしもちょこちょこ取り入れようと思った。



面白いことに、
田中美津の本を読みながら、猛烈に、思い出したのが、
心屋仁之助のブログに書かれていた『妖怪かわいそう』や『ダメンズ・メーカー』の話。

実際、他人からみたら不幸な状態なんだけど、
その不幸を作って、抜け出せなくしているのは、
じぶん自身かもしれないって言う…。

妖怪カワイソウにかかわる人も、しらぬまに、
ミイラ取りがミイラに…ではないけど、妖怪カワイソウになっちゃう…という。

心屋仁之助ブログ「妖怪かわいそう」

心屋仁之助ブログ「公開処刑?!」
この記事で紹介されてる一般人の方の「ダメンズ・メンバーとの再会」というブログ記事が、
実例として、とてもわかりやすかった。

心屋仁之助って、姉から教えてもらったカウンセラーだったけど、
ナイナイアンサーも時々見ていたら、なかなか面白い方向性の人だと思い、
ちょいちょいブログを拝見している。

彼の手法、わかるようで、まだ、わかっていなかったんだけど、
どうやら、
その人にとって、「絶対できない・無理」「絶対認めたくないこと」を、
まず認め、受け入れさせることから、
解放がやってくる…みたいなやり方みたいだ。


誰しも「絶対いや」「絶対できない」「絶対無理」と思っていることがある。

でも、意外に、他人から見れば、
「え?そんな風にしたほうがいいじゃん、楽じゃん」って思うことなんだけど、

本人的には、「どうしても、できない」と思いこんでいて、
それが壁になっていて、変わることができず、
同じ悪循環をくりかえす。

心屋さんの大体のアドバイスとしては、

「もっと、ワガママになってみる」
「いやなじぶんを、認める」
「わたしは、本当はこうしたい、自分勝手なやつだって、認めちゃう」

そんなことから、始めている。

心屋さんに無理やり、そう認めさせられている人たちの姿を読んで、
なんだか、とっても、分かる気がした。

わたしも、じつは、絶対認めたくなくて、できないと思っていて、
でも認めちゃったほうが楽なこと、
沢山あるな~と思った。

「認めちゃえ~!!許可しちゃえ~~」と思ったのでした。



あー、今日も?なんだか長く書いてしまったけど、
わたしには、妙に目から鱗、
ツボだったので、思わず書いちゃいました。



*******************

おまけ

こんな記事も、ツボ!!

★心屋仁之助ブログ「努力は裏切る」

ついに、心屋さんの波、わたしにきたかしら?

やっと、書いてあることが、ぴんと来るようになってきた。
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