花が教えてくれた

daria2


初夏の到来をおもわせる、オレンジ色のダリア。

情熱と官能を感じさせる、たたずまい。




大輪の花の、わんと咲いているさまが、何とも好き。

はなやかで、豪華な花ほど、しおれてしまう瞬間の落差が大きくて、ドキドキする。



先日のカトレアも、咲いているとき、特別に美しかった分、

しおれだした時の風情が切なかった。



でも、やっぱり、

いのちが短くても、

そんなこと気にせず、

いまの美しさに惹かれる気持ちだけに素直になって、

思い切って、わんと活けると、きれい。


daria1


近所に、日立の独身寮があって、小さいころから、桜の並木がとてもきれいだった。



数年前、老朽化した寮が閉鎖となり、

建物は壊され、

気が付いたら、敷地内の桜の木まで、枝が切られていた。


しかも、すごく乱雑に。


完全な伐採途中で、仕方ないから、適当に枝を切ったというような感じで、

桜は残され、

無残な姿をさらしていた。


いつ、完全に伐採されるか、本当にわからないな、というやり方。




その前を通るたびに、悲しい気持ちがした。


でも、翌年、そのまた翌年、

桜は残された枝に、花をつけて、春を迎えていた。



今年も、その桜は、咲いていた。



全体像をみたら、

めちゃくちゃな姿、

たぶん、庭師さんがみたら、とてもじゃない!って姿だと思う。



それでも、

小さな枝をまた伸ばして、いっぱい花を咲かせていた。







それをみて、こう思った。


木は、そのときそのときの、じぶんの”自然”で生きているのだな。



「置かれた場所で、咲く」ではないけれども、

咲くことが”自然”だから、

どんな状態でも、花を咲かせる。


見た目が無残であろうが、なかろうが。

人が求めようが、求めまいが、

明日伐られようが、伐られまいが、

花を咲かせることが、

花のいのち。






viola


いま、このときを、生きること。


関連記事

コメントの投稿

Secret

google広告

最新記事

検索フォーム

カテゴリ

プロフィール

Mari

Author:Mari
さすらいの文学少女・・・またの名を、夢見るファイター?。

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

リンク

フリーエリア

CREDIT

top